建設現場やリフォーム、外壁工事において足場は必須であり、足場の設置方法が工事の効率や安全性を左右します。
足場設置にかかる費用や工期も会社によって異なるため、自社の工事計画に合った業者を選ぶことが必要です。
本記事では、全国で評判の高い足場会社13社を紹介します。
高所での作業を検討している企業や担当者は、ぜひ参考にしてください。
目次
実績のある足場会社ランキング13選
業界内で多くの実績を持ち、品質の高い足場を提供している13社を紹介します。
それぞれの会社概要も簡単に記載しますので、足場会社選びの参考にしてください。
日建リース工業株式会社
画像出典:日建リース工業株式会社
日建リース工業株式会社は、建設業界で豊富な実績を誇る足場会社です。
仮設事業は、1967年に送電用鉄塔の基礎工事で使用する型枠から始まりました。
全国に展開しており、リースを中心とした事業で幅広いニーズに応えています。
品質管理と安全性の高さから多くの現場で信頼されており、新幹線や高速道路などのインフラ建設にも貢献しています。
BIM活用(デジタルモデルを用いて設計・施工・管理をする)や海外展開を進め、建設業界の生産性向上に向けた技術開発を推進中です。
株式会社オールフロンティア
画像出典:株式会社オールフロンティア
株式会社オールフロンティアは、足場工事の設計・施工に強みを持つ会社です。
建築資材事業は、2007年に開始され、足場資材の買取・販売・レンタルサービスを提供する商社として成長してきました。
顧客のニーズに応じた柔軟な対応力が特徴で、専門技術者による安全な足場設置が評価されています。
アルインコ株式会社
画像出典:アルインコ株式会社
アルインコ株式会社は、足場の製造からリースまでを一貫して行う会社です。
新築工事から改修・特殊工事まで対応可能で、豊富な付帯商材や手すり先行工法による施工がされています。
建設現場の安全性を確保するための全国統一の足場品質と柔軟な仮設計画が実現されており、現場状況に応じた対応が高いと評判です。
株式会社タカミヤ
画像出典:株式会社タカミヤ
株式会社タカミヤは、足場の設計から施工、リースまでを手掛ける総合足場会社です。
全国に広がる工事協力会社とのネットワークを活用し、足場の組立・解体工事や農業用グリーンハウスの建設工事を請け負っています。
独自の技術開発と高度な安全基準を備えた製品を提供しており、特に大規模な建設現場での使用実績が豊富です。
株式会社杉孝
画像出典:株式会社杉孝
株式会社杉孝は、全国展開の足場会社で、高度な技術力と安全管理体制が評価されています。
高層ビルや特殊な構造物の現場に対応した足場設置で知られており、高層建築向けの次世代足場システム「ALBATROSS」シリーズが好評です。
従来の足場に比べて組み立てや解体の効率が高く、安全性と作業性を向上させた設計が強み。
専門技術者が安全で効率的な施工をし、作業のスピードアップやコスト削減を実現します。
日綜産業株式会社
画像出典:日綜産業株式会社
日綜産業株式会社は、仮設足場や資材のレンタルを行う仮設業界のリーディングカンパニーです。
安全を最優先に掲げ、設立から56年間、死亡事故ゼロの実績を誇ります。
独自の製品開発から販売、レンタル、工事に至るまで幅広く対応し、建設現場のニーズに応じた技術とサービスを提供しています。
労働災害撲滅に向けた取り組みを推進し、仮設業界の安全文化の創造に貢献しているのも特徴です。
建設塗装工業株式会社
画像出典:建設塗装工業株式会社
建設塗装工業株式会社は、鉄道橋りょうの塗替え塗装を中心に、塗装工事と足場設置を一体的に提供する会社です。
軽量で感電事故防止に効果的な絶縁性能を持つ足場資材であるFRPコンポーズパイプと絶縁吊りロープを共同開発し、実際の工事に導入しています。
FRPコンポーズパイプは、軽量でありながら高強度で電気を通さない特性を持つ足場材で、仮設業界のニーズに応えるために開発されました。
施工時には専用のジョイントと固定ベースを利用することで、亜鉛による犠牲防食作用が働き、キズが付いてもサビが発生しにくい特徴があります。
平和技研株式会社
画像出典:平和技研株式会社
平和技研株式会社は、足場の設置・解体を迅速に行う技術力に定評がある会社です。
次世代足場「ロックシリーズ」は、一社)仮設工業会に認定された特許取得済みの次世代足場で、抜群の安定感と施工性を実現しています。
頑丈で揺れに強く、施工現場の安全を確保するために設計されているのが特徴です。
国土交通省のNETISに登録され、先進的な技術を駆使した足場として認知されています。
株式会社渡辺藤吉本店
画像出典:株式会社渡辺藤吉本店
株式会社渡辺藤吉本店は、建設資材の販売や各種建築工事にも幅広く対応している総合建設会社です
「とび・土工工事業」の許可を受けており、足場などの仮設工事も手掛けています。
福岡県を拠点に、長い歴史を持つ企業として信頼と技術力を誇っています。
株式会社東リース
画像出典:株式会社東リース
株式会社東リースは、足場リースを中心に事業を展開しており、建設現場のニーズに応じた柔軟な対応が可能です。
「安全に勝る品質保証はなし!」をテーマに、建設現場でのイメージ向上を目指し、美観にこだわった足場を提供します。
現場スタッフによるきめ細やかな対応で顧客満足度を向上させ、ニーズに応えています。
レンテック大敬株式会社
画像出典:レンテック大敬株式会社
レンテック大敬株式会社は、建設機械や足場のリース事業を展開する企業です。
一側足場などの仮設資材のレンタルや足場工事の一括請負を行っており、機動力が高い足場で評価を得ています。
建設機械や高所作業車などの幅広いレンタルサービスも展開しており、工事現場のニーズに対応しています。
株式会社三共
画像出典:株式会社三共
株式会社三共は、メーカーと施工サービスのハイブリッドな経営スタイルを実践する会社です。
足場の組立から解体までを請け負う架払レンタルモデルを展開しており、公共工事と民間工事、住宅と非住宅を問いません。
全国に24の直営拠点を持つため広域対応が可能で、パートナー企業との連携により多様な施工に対応できます。
独自のガイドラインに基づいて施工品質の均一化を図り、自主安全パトロールを実施して50項目のチェックを行い、安定した施工品質を維持しています。
株式会社大同機械
画像出典:株式会社大同機械
株式会社大同機械は、建設現場向けの足場リースを中心に事業を展開している会社です。
足場の設置技術が高く、迅速かつ安全な作業が評価され、特に建築工事や改修工事において多くの現場で採用されています。
足場会社とは?
足場会社とは、建築現場や工事現場で作業員が安全に作業できるように足場を設置・撤去する専門業者のことです。
足場は作業員の安全を確保するだけでなく、作業効率を向上させるために欠かせません。
ビルやマンション、住宅などの建設・改修工事では、足場の品質と設置技術が工事の進行や完成度に大きく影響を与えます。
足場会社の主な業務は、足場の設計・設置・解体です。
足場とロープアクセスの違い
足場とロープアクセスは、作業の性質や現場の条件に応じて使い分けられます。
大規模な建設工事や長期間にわたる改修工事には足場が適しており、短期間での作業や特定の場所へのアクセスが必要な場合にはロープアクセスが有効です。
足場とロープアクセスのメリットとデメリットについて解説します。
足場のメリット・デメリット
足場の最大のメリットは、安全性と作業の効率性です。
足場を使うことで、作業員は安定した足場の上で安全に作業ができ、複数の作業員が同時に作業することも可能です。
また、足場は大規模な工事に適しており、長期的な作業や複数の階層にわたる作業が必要な場合に適しています。
作業スペースも確保されているため、工具や材料の移動がしやすく、作業効率が向上するのもメリットの1つです。
一方で、足場は設置と解体に時間とコストがかかる点がデメリットです。
建物の規模が大きくなるほど足場の設置にかかる費用は増加し、設置に必要なスペースや時間も考慮しなければなりません。
設置場所に制約がある場合や、狭いスペースでの作業には適していないことがあります。
ロープアクセスのメリット・デメリット
ロープアクセスのメリットは足場を設置する必要がないため、作業開始までの準備が早く、コストが低く抑えられる点です。
短期間での作業や一部の場所だけを修理・点検する場合には、ロープアクセスをおすすめします。
足場を設置できない場所や高層ビルの外壁清掃など、狭いスペースや複雑な構造物でも容易に対応できるので、作業場所の制約が少ない点も強みです。
一方でロープアクセスのデメリットは、安全管理が難しい点といえます。
作業員はロープ1本に頼って作業をするため、怪我をするリスクが高く、厳格な安全管理が必要です。
また、複数の作業員が同時に作業することが難しく、作業効率が低下する場合があります。
設置や解体の手間がなく迅速に作業を進めるなら、ロープアクセスがおすすめ
建設現場や外壁作業において、迅速に作業を進めたい場合はロープアクセスがおすすめです。
足場の設置には時間やコストがかかる一方で、ロープアクセスは設置作業が必要ないため、即座に作業を開始できます。
足場を設置する場所が限られている場合でも、ロープアクセスならば建物の形状に関係なく対応できるため、柔軟な作業が可能です。
さらに、足場の設置や解体に伴う大きな費用が発生しないため、予算に余裕がない現場でも実施しやすくコスト削減が期待できます。
ただし、ロープアクセスには高い技術と安全管理が求められるため、経験豊富な作業員が必要です。
安全管理に対する意識が高い会社なら、株式会社ギアミクスのロープアクセス事業をおすすめします。
外壁や看板の補修、打診調査を主な業務としており、安全性を確保するために2本のロープを使用sした作業体制を採用しています。
調査から補修までをワンストップで実施するため、複数業者に依頼する必要がなく、時間やコストを抑えられる点も魅力です。
また、報告書作成もわかりやすく、顧客ニーズに合わせて柔軟に対応しています。
ロープアクセスでの施工を検討している企業や担当者は、ぜひお気軽にお問い合わせください。