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ロープアクセス技術に強い会社13選|調査・作業場所や特徴も紹介

ロープアクセス技術に強い会社13選|調査・作業場所や特徴も紹介

近年、建物や橋梁の老朽化や災害時の建物崩壊などのトラブルを未然に防ぐためのメンテナンスが続々と義務づけられています。

メンテナンス施工なら、ロープアクセスが断然おすすめです。
高所や難所でも足場を組まずに短期間・低コストで作業ができます。

しかし、どの会社にメンテナンスを頼めばいいかお困りではありませんか。

本記事では、ロープアクセスに適している調査・作業場所や、ロープアクセスを強みとするおすすめの会社13社を解説します。

短期間・低コストの施工会社をお探しの方は、ぜひ参考にしてください。

ロープアクセスとは

ロープアクセスとは、全身ハーネスとロープを使用してビルやマンション、プラントの外壁調査や塗装・雨漏り補修などのメンテナンスを行う施工です。

洞窟探検用に考案された技術をルーツに持ち、難所や高所でも作業者は墜落の危険から守られた状態で、迅速に作業位置にアクセスできるのが最大の特徴といえます。

従来の建築外壁調査や補修作業は、橋梁点検車・高所作業車の使用や大掛かりな仮説足場を組むことが必須でした。

足場を組むためには、高額なコストが発生したり、安全性の確保ができないと作業自体を諦めざる負えなかったりとデメリットがありました。

一方でロープアクセスは、足場を組まずに作業が行える「無足場工法」を使用しています。

無足場工法のため、足場が架けづらい構造物にも幅広く対応ができ、低コスト・工期の短縮が実現しました。

ロープアクセスは安全性の高い道具や技術を活用した画期的な施工といえます。

※ロープアクセスの単価について知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。
ロープアクセスの単価はいくら?外壁・屋根・看板補修の値段も徹底解説

ロープアクセスだからできる調査・作業場所

ロープアクセスだからこそ、調査・作業ができる具体的な場所を紹介します。

橋梁点検

平成26年7月1日より、国土交通省から橋梁点検に関する法律が施行されました。
橋梁は5年に1度の定期点検が義務づけられ、「近接目視」による点検が必須です。

ロープアクセスなら、作業者はロープを伝い登高や下降、横移動が可能なので、川中に建つ橋梁など下からのアクセスができます。

足場や高所作業車を使用できない環境での点検・補修

ロープアクセスは、建物との間が狭い場所や商店街のアーケードの上など、到達困難な場所にも辿り着きます。

足場の組めない船舶内部の塗装工事も可能です。

雨漏りなどの部分的な点検・補修

建物は築年数に応じて建物自体が劣化し、台風や豪雨などの自然災害が発生すると水漏れや雨漏りが起こりやすくなります。

ロープアクセスなら、足場を組む必要もないので、状況が深刻化する前に迅速な対応が可能です。

外壁の部分的な点検・補修

雨風や日あたりなどの影響により建物外壁の劣化が進むと、タイルや外壁材などが剥がれ落ちる可能性が高くなります。

平成20年4月より建築基準法の改正があり、外壁調査として1〜3年ごとに行う「目視及び部分打診調査」と10年ごとに行う「全面打診等調査」が法的に課せられました。

ロープアクセスなら、安全性の高い器具を装着するため、危険性が高い場所でも人命に関わるトラブルを防ぎながらも安全に作業ができます。

美観が重要な商業施設の補修

商業施設内の修復の際に足場を組むと、外観が悪くなり客足が遠のくなど営業に支障が出る場合もあります。

しかしロープアクセスなら、施設を養生シートで被わずに景観を損ねることなく補修できます。

ロープアクセスで施工するメリット

ロープアクセスで施工する6つのメリットを紹介します。

足場を組まないから、工期の短縮

ロープアクセスは、作業者の体にロープを固定するため、足場を組む必要がありません。
足場の設置や撤去が不要なため、作業工期の短縮が可能です。

作業者が上下だけでなく横の移動もできるため、作業自体の効率化につながるメリットもあります。

足場設置のコスト削減

大掛かりな足場の設置や撤去には時間のみならず費用もかかります。

一方でロープアクセスは、作業者が直接目視で確認をするため、足場架設費用や高所作業車の費用が一切発生しません。

大掛かりな交通規制をする必要もないため、足場の設置よりも低コストで作業が可能です。

また、建物の外壁の劣化具合はすべて同じ状態とは言い切れません。
外壁の素材や日当たりの状況により劣化具合は大きく異なります。

足場を組むと一度に多くの費用が発生するので、予算の都合で作業が先延ばしになりがちです。
一方でロープアクセスなら、建物の劣化具合に応じた修復作業ができます。

今年は雨漏りをしているシーリング部分の工事、来年は塗装の塗り替えをするなど予算に応じた修繕計画が実現可能です。

足場を組めない狭い場所でも施工が可能

ロープアクセスは、40㎝ほどの1人分の作業スペースさえ確保できれば施工できます。
ビルとビルの隙間など足場を組むのが困難な狭い場所でも可能です。

川中に建つ橋梁など下からのアクセスが不可能なケースにも対応できます。

安全性が高い

ロープアクセスは、洞窟探検用に発展してきた「SRT技術」を改良したものです。

例えば、何らかの原因でロープが切れてしまったと想定してください。
ロープアクセスは2本のロープを使用しているので、万が一の場合にも作業員の安全性が担保されています。

従来の足場と違い、倒壊や落下物を心配する必要もありません。

景観を保ったまま、営業中の店舗でも施工可能

エントランスや窓の外に足場を建て、養生シートで建物全体を覆ってしまうと、日当たりが悪くなったり、防犯面で不安になったりと入居者の生活に大きな支障を与えてしまう可能性があります。

ショッピングモールや店舗の場合、売り上げにも悪影響を与えかねません。

ロープアクセスなら、作業箇所のみにロープをかかるだけなので、景観を損ねることなく施工できます。

作業による入居者への負担もなく、店舗営業の妨げにもなりません。

面倒な届け出の必要なし

組立てから解体が60日以上を要する場合は、所轄の労働基準監督署長に足場の設置届を提出することが義務付けられています。

一方で、ロープアクセスは面倒な届出の提出は必要ありません。

※ロープアクセスのメリットについてより詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
ロープアクセス技術とは?特徴やメリット・デメリットを解説

ロープアクセス技術に強いおすすめの会社13選

ロープアクセス技術に強いおすすめの会社を13社紹介します。

①株式会社ギアミクス

引用:株式会社ギアミクス

株式会社ギアミクスは、大阪府東大阪市で2016年に設立されました。

ロープアクセス技術だけでなく、自家発電機負荷試験やスーパー・食品工場様向けカビ除去施工、ビルメンテナンスなど幅広いサービスを提供しています。

ロープアクセス事業では、有名大学や商業施設、ビル管理会社など企業への多数の施工実績が特徴。

「街を守りたい。安全で持続可能な街を作っていきたい」という志のもと、低コストで高品質を保証したサービスが魅力です。

  • 住所:(大阪本社)大阪府東大阪市高井田本通3-5-4/(東京オフィス)東京都品川区五反田2-15-10 グルンデル五反田602
  • 電話番号:(大阪本社)06-6231-1777/(東京オフィス)03-6806-5111
  • Webサイト:https://gearmix.co.jp/

②株式会社きぃすとん

引用:株式会社きぃすとん

株式会社きぃすとんは、京都府に本社があるロープアクセス技術専門会社です。

創業以来30年、無事故で高い安全性が強み。

ロープアクセス技術「SORAT」の正しい普及を推し進めるために、ロープアクセス技術協会を設立したロープアクセスのパイオニア的存在です。

取引先は官公庁や電力会社、大手ゼネコン、建設コンサルタント、調査専門会社、ビル管理会社などで、全国のみならず海外にもいます。

③株式会社4U

引用:株式会社4U

株式会社4Uは、2016年に設立された東京都に本社があるロープアクセス技術専門会社です。

世界基準「ISO 22846」に準拠した安全技術を運用しています。

ロープアクセス技術による外壁修繕全般や看板の撤去や取付、剥落防止ネット設置、鳥害対策工事など多種多様な工事が可能です。

ドローンによる外壁赤外線調査などにも対応しています。

  • 住所:(東京本社)東京都清瀬市旭が丘3-343-46/(新座営業所)埼玉県新座市中野2-3-9
  • 電話番号:(東京本社)042-448-0315/(新座営業所)048-442-8442
  • Webサイト:https://4-u.co.jp/

④株式会社アースシフト

引用:株式会社アースシフト

株式会社アースシフトは、1985年に設立された静岡に本社がある地域に密着した総合建設業社です。

静岡だけでなく、東京や大阪、東北にも事業所があり日本全国どこでも対応しています。

  • 住所:(本社)静岡県静岡市葵区山崎2丁目17-16、他営業所あり
  • 電話番号:(本社)054-278-8309
  • Webサイト:https://www.earth-shift.co.jp/

⑤株式会社ユニース

引用:株式会社ユニース

株式会社ユニースは、2012年に設立された東京に所在する高所特殊作業を専門とする会社です。

外壁調査、修繕工事、窓ガラス・外装クリーニングなど無足場工法での調査・補修・改修に力を入れています。

  • 住所:東京都北区赤羽1-36-6 サンピア赤羽 7F
  • 電話番号:03-6903-8585
  • Webサイト:https://eunice.co.jp/

⑥株式会社スカイロープ

引用:株式会社スカイロープ

株式会社スカイロープは、2017年福岡県に本社が設立されました。

1日で施工可能な部分補修工事を材料費・諸経費込みの定額10万円で提供する「1DAY施工」サービスが好評です。

  • 住所:(本社)福岡県北九州市門司区大里東1丁目1-6/(営業所)福岡県福岡市博多区博多駅前4-36-32 NSハカタビル1F
  • 電話番号:(本社)093-861-9650/(営業所)092-985-6776
  • Webサイト:https://www.skyrope.co.jp/

⑦日本空糸株式会社

引用:日本空糸株式会社

日本空糸株式会社は、2014年に創業した岩手県に所在するロープアクセス調査専門企業です。

適材適所でロープアクセス技術を使い分け、樹上での作業に適した「DdRT」で民家や神社仏閣への支障枝剪定や高木剪定もしています。

⑧株式会社明誠

引用:株式会社明誠

株式会社明誠は2008年に設立された東京都に所在するロープアクセス技術と足場仮設を提供する会社です。

短期工事にはロープアクセス、大規模長期工事には足場仮設工法とニーズに合わせた最適なサービスを提供しています。

⑨株式会社F

引用:株式会社F

株式会社Fは、2012年に設立され神奈川県に本社がある会社です。

産業用ロープアクセス(IRATA)を提供し、ネット施工や屋上の外部ダクト取付、無線用アンテナ鉄塔撤去などさまざまな工事・点検に対応しています。

  • 住所:神奈川県横浜市緑区霧が丘4-1-1
  • 電話番号:記載なし
  • Webサイト:https://f-inc.co.jp/

⑩株式会社K-One

引用:株式会社K-One

株式会社K-Oneは、鉄道工事を行う会社として2013年に静岡県で設立されました。

天井面や前傾壁、屈曲した縦穴などあらゆる場所へアプローチする高度な技術が魅力です。

  • 住所:静岡県島田市三ツ合町 1253番地の1
  • 電話番号:0547-39-5157
  • Webサイト:https://k-one-work.co.jp/

⑪株式会社ソーテックスコーポレーション

引用:株式会社ソーテックスコーポレーション

株式会社ソーテックスコーポレーションは、2018年に広島県で設立されました。

難所・高所における橋梁点検では指折りの対応力が強みです。

⑫株式会社セイリョウ

引用:株式会社セイリョウ

株式会社セイリョウは、2017年に設立した愛知県の塗装会社です。

ロープアクセスのみならず、塗料についての豊富な知識を活かした外壁塗装・修繕工事も提供しています。

⑬株式会社ミライベクトル

引用:株式会社ミライベクトル

株式会社ミライベクトルは、愛知県に所在する看板製作・施工専門店です。

看板広告の30年以上の実績を併せ持ち、スピーディーな対応が魅力といえます。

まとめ ロープアクセスに強い会社で足場が組めない場所の点検をしよう

ロープアクセスは、足場が組めない高所や狭い場所でも作業者1人入るスペースがあれば、どこでも作業ができます。

大掛かりな足場を組む必要がないので、時間やコストが削減できるのが魅力です。

株式会社ギアミクスなら、ロープアクセスによる外壁・看板調査や補修を行っています。
現場下見から見積もり、調査実施、報告書の作成までワンストップで提供。

例えば2,000㎡の打診調査の場合、足場調査だと245万円ほどかかるのに、ロープアクセスなら約70万円と約3分の1のコストで施工可能です。

高技術とコストパフォーマンスの高い会社をお探しなら、株式会社ギアミクスに相談してみませんか。

まずは、お気軽にお問い合わせください。

※東京に所在するロープアクセス会社については、下記の記事を参考にしてください。
東京のロープアクセス技術専門会社を紹介!難所・高所での作業を提案

※大阪を中心に事業展開するロープアクセス会社については、下記の記事をチェックしてください。
【2023年最新】大阪のおすすめロープアクセス企業12選!