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病院のキュービクル保安点検は法律で義務|違反の罰則と費用相場

病院のキュービクル保安点検は法律で義務|違反の罰則と費用相場

「電気主任技術者から『キュービクルの設備が劣化している』と指摘を受けたが、本当に更新が必要なのだろうか…」「保安点検の費用が適正かどうかわからない…」

病院の施設管理を担当されている方の中には、こうした不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。

病院は24時間365日稼働し、人工呼吸器や透析装置、手術室など、患者の生命に直結する医療機器が常時稼働しています。もし停電が起こったら、患者の安全に重大な影響を及ぼしかねません。

しかし、「保安管理費用は本当に適正なのか?」「予算が厳しい中で、どう設備更新の判断をすれば良いのか?」という悩みも現実としてあるはずです。

実は、病院のキュービクル(高圧受電設備)の保安点検は、電気事業法により法律で義務付けられています。点検を怠ると、停電事故や波及事故による損害賠償、さらには罰則の対象となる可能性もあるのです。

本記事では、病院のキュービクル保安に関する法的義務から、具体的な点検内容、費用相場、設備更新のタイミング、信頼できる業者の選び方まで、施設管理担当者が知っておくべき情報を網羅的に解説します。

この記事を読み終えた後、あなたは「何をどう管理すれば良いか」が明確になり、患者の安全と病院経営の安定を両立させる道筋が見えるはずです。

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目次

病院のキュービクル保安点検が法律で義務化されている理由

病院のキュービクル保安点検は、電気事業法により法律で義務付けられています。ここでは、なぜ病院で保安点検が必要なのか、どのような法的根拠があるのかを詳しく解説します。

電気事業法で義務付けられている保安点検とは

キュービクル(キュービクル式高圧受電設備)は、電気事業法において「自家用電気工作物」に分類されます。自家用電気工作物を設置する事業者には、以下の義務が課せられています。

電気事業法に基づく主な義務:

義務内容 法的根拠 具体的な内容
技術基準への適合維持 電気事業法第39条 電気工作物を技術基準に適合するよう維持する義務
保安規程の制定・届出 電気事業法第42条 保安規程を定め、使用開始前に経済産業大臣(産業保安監督部)に届け出る義務
電気主任技術者の選任 電気事業法第43条 電気主任技術者を選任し、届け出る義務
定期的な保安点検 電気事業法施行規則 月次点検(月1回以上)、年次点検(年1回以上)の実施義務

病院のキュービクルも自家用電気工作物に該当するため、これらの義務をすべて遵守する必要があります。

具体的には、月次点検(または隔月点検)を月1回以上、年次点検を年1回以上実施しなければなりません。月次点検は停電を伴わない外観確認や計器チェックなどの簡易点検ですが、年次点検は停電を伴う精密な検査(絶縁抵抗測定、継電器試験、遮断器動作試験など)が必要です。

また、点検記録は保安規程に基づき作成・保存する必要があります。不備があると行政指導や罰則の対象となります。

病院には高圧受電が必要な理由とキュービクルの役割

病院は、一般的に契約電力が50kW以上となるケースが多く、高圧受電契約が必要になります。これは、以下のような理由によるものです。

病院で大量の電力が必要な理由:

  • 医療機器の多様性:人工呼吸器、透析装置、MRI、CT、X線装置、手術室の照明・機器など、高度な医療機器が24時間稼働
  • 空調・照明設備:患者の療養環境を保つため、病棟全体で常時空調・照明が必要
  • 電子カルテシステム:近年はデジタル化が進み、サーバーやネットワーク機器の電力消費も増加
  • 給食設備:大型厨房設備で患者食を調理

このように、病院は一般のオフィスビルと比較しても電力消費量が非常に大きく、高圧受電契約を選択することで電気代を削減できます。

キュービクルの役割:

キュービクルは、電力会社から送られてくる高圧電気(通常6,600V)を、病院内で使用できる低圧電気(200Vまたは100V)に変換する設備です。立方体(キューブ)状の筐体の中に、変圧器、遮断器、避雷器、計器などが収納されています。

キュービクルを自社で設置・管理することで、以下のメリットがあります:

  • 電力会社の変圧器を使用しないため、電気代を削減できる
  • 設備を自社管理することで、緊急時の対応がしやすい
  • 省エネ性能の高い変圧器(トップランナー変圧器)に更新することで、さらなるコスト削減が可能

ただし、高圧電気は危険であり、適切な管理が行われないと重大な事故につながります。そのため、電気事業法により厳格な保安点検が義務付けられているのです。

電気主任技術者の選任義務と外部委託制度

自家用電気工作物を設置する事業者は、電気主任技術者を選任する義務があります(電気事業法第43条)。電気主任技術者は、電気設備の保安監督を行う国家資格保有者です。

電気主任技術者の選任方法:

選任方法 メリット デメリット
自社雇用 ・柔軟な対応が可能
・ノウハウが社内に蓄積
・人件費が高額
・採用が困難(有資格者が少ない)
外部委託 ・コストを抑えられる(年間20万円~)
・専門業者のノウハウを活用
・複数施設をまとめて管理可能
・緊急時の対応に若干のタイムラグ
・社内にノウハウが蓄積しにくい

多くの病院では、外部委託承認制度を利用して、専門の保安管理業者に委託しています。外部委託承認制度とは、一定の条件を満たせば、外部の電気保安法人や電気管理技術者に電気主任技術者の業務を委託できる制度です。

外部委託を選択することで、人件費を大幅に削減しつつ、専門家による適切な保安管理を実現できます。ただし、委託先の選定は慎重に行う必要があります(業者選定については後述)。

病院で実施すべきキュービクル保安点検の内容と管理体制

キュービクルの保安点検には、月次点検、年次点検、日常点検の3種類があります。ここでは、それぞれの点検内容と、病院が整備すべき管理体制について解説します。

月次点検の内容と実施ポイント

月次点検は、月1回以上(条件により2ヶ月に1回の隔月点検も可)実施する簡易点検です。停電を伴わないため、病院の通常業務への影響を最小限に抑えられます。

月次点検の主な項目:

  • 外観確認:キュービクル本体の損傷、変色、サビ、汚れの有無をチェック
  • 計器の指示値確認:電圧計、電流計、力率計などの指示値が正常範囲内か確認
  • 異常の有無確認:異音(ブーンという音の変化など)、異臭(焦げ臭いにおい)、発熱(通常より高温になっている箇所)の有無
  • 接続部の緩みチェック:ボルトやナットの緩みがないか目視確認
  • 表示灯の確認:各種ランプが正常に点灯しているか確認
  • 接地の確認:接地線の損傷や腐食がないか確認

所要時間:通常30分~1時間程度で完了します。

病院特有の注意点:病院は24時間稼働のため、点検のスケジュールは事前に調整が必要です。ただし、月次点検は停電を伴わないため、日中の業務時間内に実施できます。

月次点検は、年次点検の間に発生する異常を早期発見するために非常に重要です。特に、異音や異臭は重大な故障の予兆である可能性が高いため、見逃さないよう注意が必要です。

年次点検の内容と病院特有の注意点

年次点検は、年1回以上実施する精密な点検です。停電を伴うため、病院にとっては大きな負担となりますが、法律で義務付けられている重要な点検です。

年次点検の主な項目:

  • 絶縁抵抗測定:電気回路の絶縁性能を測定し、漏電の可能性をチェック
  • 接地抵抗測定:接地装置が正常に機能しているか測定
  • 継電器試験:保護継電器(過電流継電器、地絡継電器など)が正常に動作するか試験
  • 遮断器動作試験:遮断器が異常時に正常に遮断できるかテスト
  • 変圧器の絶縁油試験:変圧器内の絶縁油の劣化状況を確認
  • 端子の増し締め:接続部のボルト・ナットを締め直し、接触不良を防止
  • 清掃:内部の埃や汚れを除去し、絶縁性能の低下を防止

所要時間:通常2~4時間程度(設備規模による)の停電が必要です。

病院特有の注意点:

病院は24時間365日稼働しているため、停電を伴う年次点検の実施は以下の点に注意が必要です:

  1. 停電時間の調整

    • 深夜・早朝の時間帯(診療時間外)に実施
    • 年末年始や大型連休など、外来患者が少ない時期を選ぶ
    • 手術の予定がない日を選定
  2. 非常用発電機の準備

    • 生命維持装置(人工呼吸器など)は非常用発電機でバックアップ
    • 非常用発電機の燃料と動作確認を事前に実施
    • ただし、非常用発電機への切り替えには数秒かかるため、瞬断対策も必要
  3. 無停電点検の活用

    • 遠隔監視装置(絶縁監視装置など)を設置することで、3年に1回の停電点検でも可(条件あり)
    • 初期費用はかかるが、病院のように停電が困難な施設では有効な選択肢

無停電点検については、経済産業省の産業保安監督部が認める条件を満たす必要があります。詳しくは保安管理業者にご相談ください。

日常点検と保安規程の整備

月次・年次点検以外に、日常点検も重要です。日常点検は、施設管理者が日常的に実施する簡易的な確認作業で、専門資格は不要です。

日常点検の内容:

  • 外観の目視確認:キュービクルの外観に異常がないか(損傷、サビ、変色など)
  • 異音・異臭の確認:普段と違う音やにおいがしないか
  • 周囲の確認:キュービクル周辺に物が置かれていないか、通風が確保されているか
  • 表示灯の確認:警報灯が点灯していないか

日常点検の頻度は、週1回程度が望ましいとされています。異常を発見した場合は、速やかに保安管理業者に連絡してください。

保安規程の作成と届出:

電気事業法第42条により、自家用電気工作物を設置する事業者は、保安規程を作成し、経済産業省(産業保安監督部)に届け出る義務があります。

保安規程には、以下の内容を記載する必要があります:

  • 保安管理体制(責任者、担当者の配置)
  • 点検の実施方法(頻度、内容、手順)
  • 記録の作成と保存方法
  • 異常時の対応手順
  • 教育・訓練の計画

外部委託する場合でも、自社の保安規程は必要です。保安管理業者が作成を支援してくれる場合が多いので、相談してみましょう。

点検記録の保存義務:

点検記録は、保安規程に基づき作成・保存する必要があります。点検記録は、以下の場面で重要な役割を果たします:

  • 事故発生時:点検が適切に行われていたことを証明し、責任の所在を明らかにする
  • 保険請求時:火災保険などの保険金請求に点検記録が必要
  • 行政監査時:産業保安監督部の立ち入り検査で提示を求められる

最近では、点検記録をデジタル化(クラウド管理など)することで、管理効率を向上させる病院も増えています。

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病院でキュービクル点検を怠った場合の4つのリスク

保安点検を怠ると、病院にとって重大なリスクが生じます。ここでは、4つの具体的なリスクについて解説します。

リスク1. 停電による診療への深刻な影響

病院で停電が発生した場合、患者の生命に直結する深刻な影響が生じます。

停電による具体的な影響:

  • 手術中の停電:手術室の照明や医療機器が停止し、患者の生命に危険が及ぶ
  • 生命維持装置の停止:人工呼吸器、透析装置、心電図モニターなどが停止
  • 電子カルテシステムのダウン:患者情報が閲覧できず、診療継続が困難に
  • エレベーターの停止:患者搬送ができず、緊急対応に支障
  • 救急患者の受け入れ不可:停電中は救急搬送を断らざるを得ない

非常用発電機が設置されている病院でも、切り替えには数秒から数十秒かかります。その間、生命維持装置が停止する可能性があります。また、非常用発電機ですべての医療機器をカバーできるとは限りません。

経年劣化したキュービクルでは、突然の故障による停電のリスクが高まります。定期的な保安点検により、故障の予兆を早期に発見することが、患者の安全を守る上で不可欠です。

リスク2. 波及事故による損害賠償と信用失墜

波及事故とは、病院のキュービクルの不具合が原因で、電力会社の配電線まで影響が波及し、同じ配電線から受電している近隣施設まで停電させてしまう重大事故です。

波及事故の深刻性:

経済産業省の「平成29年度電気保安統計」によると、自家用電気工作物の他社事故波及は年間189件発生しており、その原因の一つとして「自然劣化」(保守不備)があります。

波及事故が発生すると、以下のような問題が生じます:

  • 損害賠償責任:近隣の店舗、工場、住宅などに停電被害を与えた場合、数百万円~数千万円の損害賠償を請求される可能性
  • 病院の信用失墜:「あの病院の設備不備で停電した」という評判が広まり、患者離れにつながる
  • 保険適用の問題:定期点検を怠っていた場合、保険が適用されない可能性がある

特に、病院が位置する地域に商業施設や工場がある場合、波及事故による損害額は非常に大きくなります。定期的な保安点検により、波及事故のリスクを最小限に抑えることが重要です。

保険適用のために点検記録が重要:

実際の事例として、ある工場で作業中にスパーク音が発生して停電した際、4ヶ月前の年次点検では問題がなかったことから、数日前の落雷が原因であることが判明し、保険が適用されました。このように、保安点検の記録は、事故時の責任の所在を明らかにする重要な証拠となります。

リスク3. 感電・火災事故と避難の困難性

キュービクル内の絶縁劣化や接続部の緩みにより漏電が発生すると、以下のリスクがあります:

  • 作業員の感電事故:点検作業中や設備修理中に感電し、死亡事故につながる可能性
  • 火災の発生:漏電により発火し、施設全体に火災が広がる

病院には入院患者が多く、その中には自力で避難することが困難な方も多数います。火災が発生した場合、以下の問題が生じます:

  • 車椅子や担架での避難が必要な患者が多く、避難に時間がかかる
  • 人工呼吸器を装着している患者は、バッテリー駆動に切り替えながらの避難が必要
  • 夜間は職員数が少なく、避難誘導が困難

高圧電気を扱うキュービクルでの火災は、消火も容易ではありません。定期的な保安点検により、漏電や発火のリスクを事前に把握し、予防することが極めて重要です。

リスク4. 電気事業法違反の罰則と行政指導

保安点検を怠った場合、電気事業法違反となり、以下のような対応を受ける可能性があります:

電気事業法違反への対応:

  • 行政指導・改善命令:産業保安監督部からの指導・命令
  • 技術基準適合命令:設備の改修や使用停止命令
  • 罰則:法令違反の内容により罰則が科される可能性(例:電気主任技術者の未選任には300万円以下の罰金)

また、医療機関としての行政監査(厚生労働省や都道府県の医療監査)の対象にもなり、以下のような影響が生じます:

  • 医療法に基づく立ち入り検査で不備を指摘される
  • 改善報告書の提出を求められる

実際に、保安点検を怠っていた施設に対して、産業保安監督部が報告徴収を行い、改善指導を実施した事例があります。

病院は公共性の高い施設であり、法令遵守が強く求められます。保安点検の義務を怠ることは、病院の信用と存続に関わる重大な問題です。

病院のキュービクル保安にかかる費用と予算を抑える方法

キュービクルの保安点検にかかる費用は、病院の予算管理において重要な項目です。ここでは、費用相場と予算を抑える方法を解説します。

月次点検と年次点検の費用相場

キュービクルの保安点検費用は、契約電力(kVA)や設備規模により変動します。

月次点検の費用相場:

契約電力(目安) 月次点検費用(月額)
50~100kVA 2万円~3万円
100~200kVA 3万円~4万円
200~500kVA 4万円~5万円
500kVA以上 5万円以上

月次点検は、年間契約で割引が適用される場合が多く、年間で24万円~60万円程度が目安となります。

年次点検の費用相場:

契約電力(目安) 年次点検費用(年1回)
50~100kVA 10万円~15万円
100~200kVA 15万円~20万円
200~500kVA 20万円~30万円
500kVA以上 30万円以上

年次点検は停電を伴う精密検査のため、月次点検よりも費用が高額になります。

※料金は目安です。案件の内容・規模・設備状況により変動します。

無停電点検の場合:

病院のように24時間稼働する施設では、無停電年次点検を選択するケースもあります。無停電点検を導入するには、遠隔監視装置(絶縁監視装置など)の設置が必要で、初期費用として50万円~100万円程度が目安となります。

ただし、無停電点検を導入すると、停電を伴う年次点検を3年に1回でも可となるため、長期的にはコスト削減と業務負担軽減につながります。

病院の保安管理費用の年間合計目安:

  • 月次点検(年12回):24万円~60万円
  • 年次点検(年1回):10万円~30万円
  • 合計:年間34万円~90万円程度

ただし、これは点検費用のみで、設備の修理や部品交換が発生した場合は、別途費用がかかります。

保安管理費用を適正化する3つのポイント

保安管理費用を適正化するには、以下の3つのポイントが重要です。

ポイント1. 複数業者から相見積もりを取る

保安管理業者によって、サービス内容と費用が異なります。最低でも3社以上から見積もりを取り、以下の点を比較しましょう:

  • 点検内容(月次・年次の詳細項目)
  • 緊急対応の体制(24時間365日対応か)
  • 点検報告書の内容(わかりやすさ、詳細度)
  • アフターフォロー(修理対応、改善提案の有無)
  • 保証内容(工事後の保証期間)

ただし、価格を抑えることだけを重視するのは避けましょう。点検が不十分だと、事故につながる可能性があります。

ポイント2. 本当に必要な部品だけを交換する

保安点検の際、業者から「この部品は劣化しているので交換した方が良い」と提案されることがあります。しかし、すべての提案を受け入れる必要はありません。

  • 優先順位を確認する:「今すぐ交換が必要か」「来年まで様子を見ても良いか」を業者に確認
  • 劣化の程度を数値で確認する:「絶縁抵抗が何MΩか」「あと何年使えそうか」など、具体的な数値を聞く
  • セカンドオピニオンを取る:高額な交換提案の場合は、別の業者にも意見を聞く

当社ギアミクスでは、コスト削減を第一に考え、本当に交換が必要な部品だけをご提案しています。他社様にはないノウハウがあり、遠方からの相見積もりでも当社を選んでいただくケースが多数あります。

ポイント3. 3~5ヵ年の段階的改修計画で予算を平準化する

キュービクルの設備更新が必要な場合、一度にすべてを交換すると予算負担が大きくなります。そこで、3~5ヵ年の段階的な改修計画を立てることをおすすめします。

段階的改修計画の例(5ヵ年計画):

年次 更新内容 概算費用
1年目 変圧器の交換(トップランナー変圧器への更新) 150万円
2年目 遮断器の交換 80万円
3年目 避雷器・計器類の交換 50万円
4年目 筐体の再塗装・防錆処理 30万円
5年目 予備費(突発的な修理対応) 20万円
合計 330万円

このように計画を立てることで、年間66万円程度の予算で設備を段階的に更新できます。

ギアミクスでは、お客様のご予算に合わせた3~5ヵ年の改修計画をご提案しており、多くの病院様にご採用いただいております。ゆとりのある改修計画を立てることで、ご負担を最小限に抑えることができます。

費用だけで業者を選ぶリスク

保安管理費用を抑えることは重要ですが、価格だけで業者を選ぶのは避けましょう。

価格だけで選ぶリスク:

  • 点検が不十分で、故障の予兆を見逃す
  • 緊急時の対応が遅く、停電が長時間に及ぶ
  • 技術力が低く、修理が不適切で再発する
  • 点検報告書が簡素で、設備の状態がわからない

保安管理業者を選ぶ際は、「安全性」と「コスト」のバランスを重視しましょう。次のセクションでは、信頼できる業者の選び方について詳しく解説します。

病院のキュービクル更新を検討すべきタイミングと省エネ効果

保安点検だけでなく、設備そのものの更新も重要です。ここでは、キュービクル更新を検討すべきタイミングと、更新によるメリットを解説します。

キュービクル更新を検討すべき3つのサイン

以下の3つのサインが見られたら、キュービクルの更新を検討すべきタイミングです。

サイン1. 建物竣工から15~20年経過している

キュービクルの法定耐用年数は15年です。適切なメンテナンスを行えば20~30年使用できるケースもありますが、以下の部品は経年劣化が避けられません:

  • 変圧器:絶縁油の劣化、コイルの劣化
  • 遮断器:接点の摩耗、動作不良
  • コンデンサ:容量低下、膨張
  • ケーブル:絶縁劣化、被覆の硬化

建物竣工から15~20年経過している場合は、設備全体の劣化状況を専門業者に診断してもらい、更新計画を立てることをおすすめします。

サイン2. 電気主任技術者から劣化の指摘を受けた

年次点検の際、電気主任技術者から以下のような指摘を受けた場合は、早急な対応が必要です:

  • 「絶縁抵抗が基準値ギリギリまで低下している」
  • 「変圧器の絶縁油が劣化している」
  • 「遮断器の動作時間が遅くなっている」
  • 「筐体のサビが進行し、内部に影響を及ぼす可能性がある」

これらの指摘を放置すると、突然の故障や事故につながる可能性があります。

サイン3. 古い変圧器で電気代が高い

2014年以前に設置された変圧器を使用している場合、最新のトップランナー変圧器に更新することで、大幅な電気代削減が期待できます(詳細は次項)。

電気代が年々上昇しており、「何とか削減したい」とお考えの病院様は、変圧器の更新を検討してみてください。

トップランナー変圧器への更新で電気代を削減

トップランナー制度とは、1999年の改正省エネ法に基づき、製造事業者に対してエネルギー消費効率の向上を促す制度です。2014年には第二次判断基準が施行され、変圧器の省エネ性能が大幅に向上しました。

トップランナー変圧器の省エネ効果:

トップランナー変圧器は、比較条件により省エネ効果が異なります。例えば、旧JIS基準(1981年)と比較した場合は約46%、2005年基準と比較した場合は約26%の省エネ効果が見込めるケースがあります。

病院での具体的な削減効果:

例えば、契約電力200kVAの病院で、古い変圧器からトップランナー変圧器に更新した場合:

  • 年間削減額:約30万円~50万円(電力使用状況による)
  • 初期投資回収期間:約3~5年

病院は24時間365日稼働しており、電力消費量が非常に大きいため、変圧器更新による削減効果は特に大きくなります。

さらなるメリット:

  • 変圧器の損失が減るため、空調負荷も軽減され、さらなる省エネにつながる
  • 最新の変圧器は静音性が高く、騒音問題も改善される
  • 信頼性が向上し、故障リスクが低減される

ギアミクスでは、トップランナー変圧器への更新をご提案しており、多くの病院様で電気代削減を実現しています。

予算に応じた段階的改修計画の立て方

キュービクルの設備更新には、数百万円の費用がかかります。一度に全設備を更新するのは予算的に厳しい場合、段階的な改修計画を立てることをおすすめします。

段階的改修計画の立て方:

ステップ1. 優先順位をつける

設備診断を行い、以下の優先順位で更新計画を立てます:

  1. 最優先:劣化が進んでおり、故障リスクが高い設備(例:絶縁抵抗が低下している変圧器)
  2. 次に優先:省エネ効果が大きい設備(例:古い変圧器をトップランナー変圧器に更新)
  3. 余裕があれば:見た目の改善や予防的な交換(例:筐体の再塗装)

ステップ2. 3~5ヵ年計画を作成する

予算に応じて、3年または5年の改修計画を作成します。

3ヵ年計画の例:

年次 更新内容 概算費用 期待効果
1年目 変圧器をトップランナー変圧器に更新 150万円 電気代年間40万円削減
2年目 遮断器・避雷器を更新 100万円 安全性向上
3年目 筐体の再塗装・防錆処理 50万円 外観改善・長寿命化
合計 300万円 電気代削減により5年で投資回収

ステップ3. 工事スケジュールを調整する

病院は24時間稼働のため、工事スケジュールの調整が重要です:

  • 停電を伴う工事は、深夜・早朝や大型連休を利用
  • 手術予定のない日を選定
  • 非常用発電機の準備と動作確認を事前に実施
  • 工事期間を最短にするため、事前準備を徹底

ギアミクスでは、病院施設での豊富な施工実績があります。摂津ひかり病院様や寝屋川ひかり病院様をはじめ、多くの医療施設でキュービクル工事を実施してまいりました。

病院特有の制約(24時間稼働、医療機器への配慮、感染対策など)を十分に理解しており、スムーズな工事を実現いたします。

ステップ4. 補助金・助成金の活用を検討する

省エネ設備の更新には、国や自治体の補助金・助成金が利用できる場合があります:

  • 省エネルギー設備投資に係る利子補給金制度
  • 自治体の省エネ設備導入補助金
  • エネルギー使用合理化等事業者支援事業

ギアミクスでは、補助金の申請サポートも行っております。ぜひご相談ください。

改修計画のご相談はギアミクスへ

ギアミクスでは、お客様のご予算に応じた柔軟なプラン提案を行っております。3~5ヵ年の段階的改修計画により、ご負担を最小限に抑えながら、安全性と省エネ性を向上させることができます。

また、工事5年、製品2年の保証をしており、安心してご依頼いただけます。通常メーカー様での製品保証は1年ですが、1年無償で延長し保証しております。

まずはお気軽に現地調査・お見積もりをご依頼ください。

→ キュービクル保守点検についてはこちら

病院のキュービクル工事で失敗しない業者選定の5つの基準

保安管理業者や工事業者を選定する際、どのような基準で選べば良いのでしょうか。ここでは、病院のキュービクル工事で失敗しない業者選定の5つの基準を解説します。

基準1. 電気主任技術者の在籍と資格の確認

業者を選ぶ際、まず確認すべきは、電気主任技術者が在籍しているかです。

確認すべきポイント:

確認項目 内容
電気主任技術者の在籍 第一種、第二種、第三種のいずれかの有資格者が在籍しているか
外部委託承認の取得 経済産業省から外部委託承認を受けているか
保険の加入 損害賠償保険に加入しているか(事故時の補償)
実績年数 何年間、保安管理業務を行っているか

外部委託承認を受けていない業者は、法的に保安管理業務を受託できません。必ず確認しましょう。

業者選定チェックリスト:

  •  電気主任技術者(第一種・第二種・第三種)が在籍している
  •  外部委託承認を取得している
  •  損害賠償保険に加入している
  •  点検報告書のサンプルを見せてもらった
  •  緊急時の対応体制を確認した
  •  費用の内訳が明確に説明された
  •  アフターフォローの内容を確認した

基準2. 病院施設での施工実績と理解度

病院は、一般のオフィスビルとは異なる特殊な要件があります:

  • 24時間365日稼働:停電時間を最小限にする工夫が必要
  • 医療機器への配慮:電源切り替え時の瞬断対策、ノイズ対策
  • 感染対策:工事エリアと病棟の動線分離、清潔区域への配慮
  • 患者・面会者への配慮:騒音、振動、粉塵を最小限にする

こうした病院特有の制約を理解している業者かどうかは、病院施設での施工実績で判断できます。

確認すべきポイント:

  • 病院での工事実績が複数あるか
  • 病院の規模(病床数、診療科)が自院と近いか
  • 24時間稼働の施設での工事経験があるか
  • 工事中の安全管理体制(作業員の教育、清潔管理)が整っているか

ギアミクスでは、摂津ひかり病院様、寝屋川ひかり病院様をはじめ、多くの医療施設でキュービクル保守点検・工事を実施してまいりました。病院特有の制約を十分に理解しており、患者様や職員の皆様に配慮したスムーズな工事を実現しております。

実績がある業者は、病院側の不安や要望を的確に理解し、最適な提案をしてくれます。

基準3. 24時間365日の緊急対応体制

病院は24時間365日稼働しているため、夜間や休日に設備異常が発生した場合でも、迅速に対応できる業者を選ぶことが重要です。

確認すべきポイント:

  • 24時間365日対応:夜間・休日でも緊急連絡がつくか
  • 駆けつけ時間:トラブル発生から何分で現場に到着できるか(目安:1~2時間以内)
  • 連絡体制:担当者の携帯電話番号が明示されているか
  • 代替要員:担当者が不在の場合、別の技術者が対応できるか

停電や設備異常が発生した際、数時間も対応が遅れると、診療に重大な影響を及ぼします。緊急対応体制が整っている業者を選びましょう。

基準4. 明確な保証内容と無事故実績

工事後の保証内容も重要な選定基準です。

確認すべきポイント:

  • 工事保証:何年間の工事保証があるか(目安:3~5年)
  • 製品保証:交換した部品・機器の保証期間(目安:1~2年)
  • 無事故実績:過去に重大事故を起こしていないか
  • 返金保証:万が一の不具合時の対応方針

ギアミクスでは、6年間無事故の実績があります(当社公開情報)。安全第一を徹底し、ご近隣や周囲の方々への配慮、総合的に事故を起こさないよう施工に取り組んでおります。

また、工事5年、製品2年の保証をしており、万が一「依頼した工事と違う」「クレームばかりで損をした」ということがあれば、100%返金保証をしております。

こうした明確な保証内容があることで、安心してご依頼いただけます。

基準5. 点検報告書の内容とコミュニケーション

業者選定の際、点検報告書のサンプルを見せてもらうことをおすすめします。

良い点検報告書の特徴:

  • 点検項目が詳細に記載されている
  • 測定値(絶縁抵抗、接地抵抗など)が具体的に記載されている
  • 写真が豊富で、設備の状態が視覚的にわかる
  • 改善提案が具体的(「〇〇を△年以内に交換することをおすすめします」など)
  • 専門用語にわかりやすい説明が添えられている

病院の担当者が専門知識を持っていない場合も多いため、コミュニケーション能力が高い業者を選ぶことが重要です。

確認すべきコミュニケーション力:

  • 専門用語をわかりやすく説明してくれるか
  • 質問に対して丁寧に回答してくれるか
  • 改善提案が押し付けがましくないか
  • 予算の相談に柔軟に対応してくれるか

ギアミクスでは、お客様とのコミュニケーションを大切にし、専門用語をわかりやすくご説明することを心がけております。ご予算やご要望に応じた柔軟な提案を行い、お客様に納得していただいた上で工事を進めてまいります。

業者選定でお悩みの方は、ぜひギアミクスにご相談ください

ギアミクスは、これまでお伝えしてきた5つの基準をすべて満たしております:

  1. 電気主任技術者が在籍し、外部委託承認を取得
  2. 病院施設での豊富な施工実績(摂津ひかり病院様、寝屋川ひかり病院様など)
  3. 24時間365日の緊急対応体制
  4. 6年間無事故の実績、工事5年・製品2年の保証、100%返金保証
  5. わかりやすい点検報告書と丁寧なコミュニケーション

まずはお気軽に現地調査・お見積もりをご依頼ください。

→ キュービクル保守点検についてはこちら

まとめ|病院のキュービクル保安は患者の安全を守る基盤

本記事では、病院のキュービクル保安について、法的義務から実務、費用、更新時期、業者選定まで詳しく解説してきました。最後に、重要なポイントをまとめます。

本記事の重要ポイント:

  1. 法的義務:病院のキュービクル保安点検は電気事業法で義務化されており、月次点検(月1回以上)、年次点検(年1回以上)が必要
  2. リスク:点検を怠ると、停電事故、波及事故(損害賠償)、感電・火災、電気事業法違反による行政指導・罰則の可能性
  3. 費用相場:月次点検は月額2~5万円、年次点検は年1回10~30万円程度。年間で34~90万円程度が目安
  4. 予算の抑え方:複数業者から相見積もり、不要な部品交換を避ける、3~5ヵ年の段階的改修計画で予算を平準化
  5. 更新時期:建物竣工から15~20年経過、電気主任技術者から劣化の指摘、古い変圧器で電気代が高い場合は更新を検討
  6. 省エネ効果:トップランナー変圧器への更新で省エネ効果が期待できる(比較条件により異なる)、年間30~50万円の電気代削減が見込めるケースもある
  7. 業者選定:①電気主任技術者の在籍、②病院施設での実績、③24時間365日の緊急対応、④明確な保証と無事故実績、⑤わかりやすいコミュニケーションの5つの基準で選ぶ

病院のキュービクル保安は、患者の安全と病院経営の安定を守る基盤です。

定期的な保安点検により、停電や事故のリスクを最小限に抑え、患者様に安心して治療を受けていただける環境を維持することが、病院施設管理者の重要な責務です。

また、適切なタイミングで設備更新を行うことで、安全性の向上だけでなく、電気代削減による経営改善も実現できます。

この記事を読んで、以下の行動を起こしてみてください:

  1. 現在の点検状況を確認する:点検記録を確認し、月次・年次点検が適切に実施されているか確認
  2. 設備の劣化状況を把握する:電気主任技術者に相談し、設備の劣化状況を診断してもらう
  3. 業者への相談・見積もり依頼:現在の保安管理費用が適正か、設備更新が必要か、専門業者に相談

ギアミクスは、病院のキュービクル保安をトータルでサポートいたします

  • 病院施設での豊富な実績(摂津ひかり病院様、寝屋川ひかり病院様など)
  • コスト削減を第一に考えた提案(不要な交換を避ける、3~5ヵ年計画)
  • 6年間無事故の安全実績
  • 工事5年・製品2年の保証、100%返金保証
  • 24時間365日の緊急対応体制

まずはお気軽に現地調査・お見積もりをご依頼ください。お客様のご予算とご要望に応じた最適なプランをご提案いたします。

→ キュービクル保守点検についてはこちら

病院のキュービクル保安でお困りの方は、ぜひギアミクスにご相談ください。患者様の安全と病院経営の安定を、私たちが全力でサポートいたします。

関連記事:

病院の非常用発電機については、「病院に必要な非常用発電機とは?種類・設置義務・補助金の詳細も解説」で詳しく解説しております。あわせてご覧ください。

キュービクルの保安点検全般については、「キュービクルは保安点検が義務!点検内容や法律、費用などを解説」もご参照ください。

波及事故のリスクと予防策については、「ビル停電の原因と予防策|波及事故による賠償リスクを防ぐ方法」で詳しく解説しております。

また、キュービクル工事でお困りの方は、全国対応の『ギアミクス』がおすすめです。
  • どんな場所でも設置・交換・廃棄可能
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